


坂巻哲也先生(1982年卒業)
apish代表

やはり道具は大切。温度や湿度によっても、シザースを使い分ける。
「夢があるからこそ頑張ることができるんです」
夢と目標は違います。必ず叶えなければならない「目標」と、叶うか解らないけれども、1歩1歩近づこうと努力する「夢」の違いです。自分の目標は世界のトップになること。サロンで働きはじめて、一度大きな病気を患って1年間の入院後、体をかばいながら仕事をしていた時に美容師を辞めようと思った事もありました。そんな気持ちを変えるためニューヨークへ留学し、帰国後に『apish』を立ち上げました。人にはそれぞれ転機があります。自分を磨いて前に進めるために「夢」を持ち続ける事が大切です。
金銀銅のメダルってあるでしょう。僕は銀メダルまでは努力すればとれると思っています。もし金メダルをとれたならば、自分には才能があるかもしれないと思えばいいんです。何ごとにも努力が大切です。僕も通勤電車の中でウィッグを足の間に挟んでワインディングの練習をしていました。目標を持つことも大切です。目標をひとつひとつクリアしていけば、それだけ夢に近づいていきます。僕は世界中に通用する『apish』を育てるという夢を実現するために努力をしています。今の美容業界はよけいなことが多すぎて、徹底的な技術指導が足りないと感じています。僕は優秀な美容師には、必ず優秀な技術が必要だと考えています。

野田一政さん(1986年卒業)
S゜(エスド)代表
好きなことは辛くても楽しい。
今の美容師はスタイリストになると挫折しがちです。スタイリストはお客さまをプロデュースすることですから、自分で考えなくてはなりません。今でも新しいことを考え、そして学ぶために、自分の店を持ちました。今の若者から、新しいことを学ぶことはたくさんあります。そういう人々と刺激しあって創造力を高めていくことがスタイリストにとって大事になってきます。学生時代はワインディングが出来なくて、1日に1本まける程度でした。それでも自分に目標があったので、人の三倍は練習しました。しかしそれを苦労とは思いませんでした。美容師になりたての頃も辛いことはありました。でも、この仕事が好きなのでとても楽しく思えました。自分で考えることを表現するための技術だという事を忘れずに学べば、楽しくスタイリストとしてやっていけるのではないでしょうか。


佐治木雄三さん(1997年)
HAYATO NEW YORK
ディレクター

HAYATO NEW YORK
ニューヨーク店
「お客さまを幸せにするだけ」
パリ美卒業後、英国の『ヴィダル・サスーン』に留学。その後『HAYATO NEW YORK』ニューヨーク店でサロンワークをベースに活動しました。帰国後は、ヘアサロンの激戦区の青山にできた『HAYATO NEW YORK』の東京2号店に勤めています。美容師の仕事は、お客様を幸せにすることだけです。 そんな気持ちがあれば、夢に向かって全力で突き進んでいけます。結果は自然についてくると思います。この青山付近だけでもおよそ600件ものサロンがあります。強い気持ちを持って仕事に励まなければならないと感じています。
海外で働くきっかけはビデオ。
パリ美の授業で『ヴィダル・サスーン』のビデオを観せてもらったんです。その時から、海外で働きたい気持ちが強くなっていきました。もちろんスタートは苦労の連続でしたが、それは好きなことですからそれほどの苦労とは思いませんでした。実際に海外で仕事を始めた時は、お客さまのシビアな感覚が、違うように思えました。今では、日本は海外と全く遜色のない美容技術レベルを誇っていることを実感しています。また機会があれば海外で働きたいという思いはありますが、今は自分が仕事をしているこのサロンで頑張っていきたいと思っています。
